今回はちょっと前に書いたWin8のもうちょっと詳しい使用感です。
こう…電車の中でパソコンを開いて仕事っぽい作業している人を見かけるわけです。
自分も別の意味でパソコンをちょっと開いて作業しているわけです。
その人はWindowsXPでした。
ちらっと見たら休止から復帰しているようです。遅れてソフトのインストールしようとPCを開いて電源を入れます。PCは休止状態ではなくて、普通の電源ONです。こっちはWindows8でCPUはAMD E-350でSSD換装前です。それでもコールドスタートで10秒ちょっとでその人のPCよりも先に立ち上がります。SSDに換装後は起動に10秒かかりません。5秒とまでは行きませんが7秒とか8秒くらいかしら。終了も向こうは休止中の画面が表示されてしばらくかかっていましたが、こっちはシャットダウンを押したらあっという間に画面がブラックアウトします。
私があんまりモバイルPCを持ち歩かないのは重いというのもあるけれど、決定的にはこの起動時間なんだろうなとふと思い至りました。特にスマートフォンを使い始めてからは、外での唐突な調べ物はそっちで、もっと大きな画面が必要な場合はiPad2を使っていて不足はなかったですし、PCの起動を待っている間にあと何分作業できるか？など終了の時間を考えているのがめんどいからというのがあります。スマートフォンなどは着いて扉開いた後でも中断してポケットやカバンにしまって降りられますからねー。
重さは軽いPCを使うしかありませんが、SSD稼働のWin8ならほぼ同じくらいの感覚でWindowsが使えそうな感じです。ここで問題になるのがノートPCほぼ標準表示されているタッチパッドです。
一度デスクトップ画面にしてしまえば使用感は従来のWindowsとさほど変わらないタッチパッドも、ModernUIでの操作となると途端に使い物にならなくなります。マウスでは何とかなっていた操作がタッチパッドでの指操作ではとてつもなくやりにくく、少なくともマルチタッチ対応でWin8仕様のドライバがリリースされなければダメな印象です。こうなるとタッチパネル液晶ないしそれに変わるデバイスが欲しくなります。
むしろキーボード付きのノートPCでの今後の課題はここなんじゃないかと思いました。
画面に触りたくないけれど同じようにサクサクフリック操作とかしたい！でも外付けのタッチパッドなんて付けたくない！！そういう部分をうまく作りこめばあえてタッチパネルにこだわらなくても、もっと悪い言い方をすればWin8の売りであるタッチパネル操作を切り捨ててますがタッチパッド一つでWin8独自操作も旧来のデスクトップ操作にもマッチした良い操作感を持ってるぜ！と言えるのがあればいいのかなと。実はWin8発売にあわせて出てきたメーカー製Win8搭載PCならそういうのはあるのかな？
まあメーカーはそういうOSの売りとは別の、ハードとソフトの細かい作りこみをした製品を出して欲しいなと思ったり思わなかったり。だからこそ高いお金出して買おうという気になるものですよね。
